坂口安吾 『紫大納言』 たたずんで耳をすますと、まさしく空耳のたぐいではない。 音をたよりに忍びよると、木蔭のかなたに焚火をかこむあまたの人の影がみえ、それはまさしく盗人どもにまぎれもなかった。 彼等は酒に酔い痴れていた。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア