夏目漱石 『琴のそら音』 険呑だと八合目あたりから下を見て覘をつける。 暗くて何もよく見えぬ。 左の土手から古榎が無遠慮に枝を突き出して日の目の通わぬほどに坂を蔽うているから、昼でもこの坂を下りる時は谷の底へ落ちると同様あまり善い心持ではない。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア