故郷の兄からも補助を仰いでおり、又、竹村書房からは、時々相当まとまった借金もしていた。
苦心の借金も、すべてこれを酒に費したと見て間違いない。
矢田津世子はそのころすでにかなり盛名をはせていたが、その作品は私を敬服せしめるものではなかったので、私は矢田津世子との再会によって、むしろ発奮の心を失ってしまったようだ。
故郷の兄からも補助を仰いでおり、又、竹村書房からは、時々相当まとまった借金もしていた。
苦心の借金も、すべてこれを酒に費したと見て間違いない。
矢田津世子はそのころすでにかなり盛名をはせていたが、その作品は私を敬服せしめるものではなかったので、私は矢田津世子との再会によって、むしろ発奮の心を失ってしまったようだ。