坂口安吾 『三十歳』 このホテルは戦災で焼けたということであるが、明治時代の古い木造の洋風三階建で、その上に三畳ぐらいの時計塔のようなものが頭をだしていた。 私が借りて住んだのは、この時計塔であった。 特別の細い階段を上るのだ。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア