坂口安吾 『三十歳』 私が借りて住んだのは、この時計塔であった。 特別の細い階段を上るのだ。 風が吹くと今にももぎれて落ちそうに揺れるから、風のおさまるまで友人の家へ避難するというような塔であった。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア