坂口安吾 『三十歳』 私も言わなかった。 二十七の私たちは、愛情の告白はできなかったが、向いあっているだけで安らかであり、甘い夢があった。 三十の私たちは、のッぴきならぬ愛情を告白しあい、武装して、睨み合っているだけで、身動きすらもできない有様であった。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア