坂口安吾 『三十歳』 私は、塔の中の部屋で、夜更けまで考えこんでいた。 そして、意を決して、矢田津世子に絶縁の手紙を書き終えたとき、午前二時ごろであったと思う。 ねむろうとしてフトンをかぶって、さすがに涙が溢れてきた。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア