坂口安吾 『アンゴウ』 神尾は達筆な男であったが、この数字はあまり見事な手蹟じゃなく、どうやら女手らしい様子である。 然し、この本が疎開に当って他に売られたにしても、魚紋書館の用箋だから、この暗号が神尾に関係していることは先ず疑いがないようだ。 用箋は四つに折られている。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア