坂口安吾 『アンゴウ』 タカ子は失明した。 天罰の致すところだと考えている自分に気づいて、矢島はあさましいと思ったが、苦痛の念はやりきれないものがあった。 タカ子の書いた暗号だという確証はないのだから、まして一人は失明し、一人は死んだ今となって、過去をほじくることもない。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア