坂口安吾 『アンゴウ』 私が最後に見たものは、物ではなくて、音だったのよ。 音と同時に閃光が、それが最後よ。 ねえ、私はあの晩、子供たちに身支度をさせたの、手をひいて走って、防空壕にかたまって身をすりよせて、そのくせ、私は子供の姿を見ていない。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア