私は四十年、一向にはやらない小説を書き、まさに典型的な屋根裏詩人(私は三年間本当に屋根裏に住んでいたこともある)牧野信一自身が夜逃げに及んだり、一家そろって居候をしているというのに、その居候のところへ私が居候に行って、居候の居候というのは珍しい。
けれども非常に居心持のよいものだ。
そうだろう。
私は四十年、一向にはやらない小説を書き、まさに典型的な屋根裏詩人(私は三年間本当に屋根裏に住んでいたこともある)牧野信一自身が夜逃げに及んだり、一家そろって居候をしているというのに、その居候のところへ私が居候に行って、居候の居候というのは珍しい。
けれども非常に居心持のよいものだ。
そうだろう。