坂口安吾 『酒のあとさき』 もう十二時をすぎてゐた。 このダンスホールは東山の中腹にたつた一軒たてられた景色のよいところで、もし酒を飲ましてくれるなら、私は外の場所では酒を飲まないと思つたほどの良いところであつた。 舞妓の一人が、踊りませうと私に言つた。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア