だから戦争と私との関係、第一条は、兵隊にとられゝば仕方なし、といふ絶体絶命の憲章から始まるのである。
太平洋戦争の始まつたとき、私は数へ年三十六だ。
第二乙だから平時でもまだ兵役の義務はあるので、それに私の地方の兵隊は辛抱づよくて日本でも優秀な部隊だといふ話であるから、私も、もう、兵隊にとられることは免れがたい宿命だと観念せざるを得なかつた。
だから戦争と私との関係、第一条は、兵隊にとられゝば仕方なし、といふ絶体絶命の憲章から始まるのである。
太平洋戦争の始まつたとき、私は数へ年三十六だ。
第二乙だから平時でもまだ兵役の義務はあるので、それに私の地方の兵隊は辛抱づよくて日本でも優秀な部隊だといふ話であるから、私も、もう、兵隊にとられることは免れがたい宿命だと観念せざるを得なかつた。