坂口安吾 『わが戦争に対処せる工夫の数々』 近所へ落ちた爆弾のために防空壕の七人が圧死したことがある。 見渡す焼野原にも雑草が生えかけた頃で、もう人間の死んだのなどは誰も珍しがりはしない。 私がたま/\手紙をだしに行く途中通りかゝると、二人の男が屍体七ツつみ重ねて火をつけるところだ。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア