坂口安吾 『私の小説』 桃太郎の犬だの猿は、ともかく鬼退治にお伴しようといふ意志をもつてゐたやうだ。 ところが、猪八戒の方は怪しいもので、彼の旅行目的たるや至極曖昧模糊としてをり、彼の人生の目的たるや私には分らない。 同じ疑問を私に差し向けられると私は切ない。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア