坂口安吾 『暗い青春』 課長が私をよびつけて、君は朝から仏頂面をしてゐるぢやないか、何か不平があるのか、言ひ給へ、と怒鳴ります。 すると私は、実は虫歯が痛いのです、と蚊の鳴くやうな声をだします。 私は実際虫歯が持病で、この痛さには泣いてゐるのです。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア