坂口安吾 『暗い青春』 サーカスの一座に加入をたのむ私であつたが、私のやぶれかぶれも、共産主義に身を投じることで騒ぎ立つことはなくなつてゐた。 私は私の慾情に就て知つてゐた。 自分を偽ることなしに共産主義者ではあり得ない私の利己心を知つてゐたから。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア