坂口安吾 『金銭無情』 二ヶ月あまりで店の酒類も飲みほしたが、彼のヘソクリも終りを告げるところへ来てしまつた。 然しまだ店を売るといふ最後の手段が残つてゐる。 これより、この店を飲みほすと思ふと、なんとなく胃袋に手ごたへのあるやうな爽やかな気もする。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア