私はただクサレ縁とか俺の女だなどとウヌボレられて後々までうるさく附きまとわれるのが厭だからで、六人のほかに、病弱の美青年が二人、この二人にも許していいと思っていたが、召集解除ですぐ帰されそうなおそれがあったので、許さなかった。
果して一人は三日目に戻ってきたが、一人は病院へ入院したまま終戦を迎えた。
登美子さんは不感症だそうだ。
私はただクサレ縁とか俺の女だなどとウヌボレられて後々までうるさく附きまとわれるのが厭だからで、六人のほかに、病弱の美青年が二人、この二人にも許していいと思っていたが、召集解除ですぐ帰されそうなおそれがあったので、許さなかった。
果して一人は三日目に戻ってきたが、一人は病院へ入院したまま終戦を迎えた。
登美子さんは不感症だそうだ。