坂口安吾 『青鬼の褌を洗う女』 久須美(専務)は五十六であった。 さして痩せてるわけでもないが、六尺もあるから針金のようにみえる。 獅子鼻で、ドングリ眼で、醜男そのものだけれども、私はしかし、どういうせいか、それが初めから気にかからなかった。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア