坂口安吾 『後記〔『道鏡』〕』 文学としての愛着でなしに、私の流された血の一滴として、私には、せつなく、なつかしい小説であるが、然し、見るのも、いやなのだ。 私は目をつぶつて読まずにゐたい。 ただ私の汚らしい血のシミにすぎないやうな気がする。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア