坂口安吾 『決闘』 どうして恋だの愛だのと言ひだすのだらう。 日本中が気が違ひ、戦争といふトンマな舞台の人形、たゞ祖国のために飢え、痩せ、働き、死ぬ、ひとつの道具、兵器の一種にすぎないではないか。 恋だの愛だのとそんなことを今更言ふとは、ひどい、なんといふことだらう。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア