夏目漱石 『變な音』 此一枚の仕切をがらりと開けさへすれば、隣室で何を爲てゐるかは容易く分るけれども、他人に對して夫程の無禮を敢てする程大事な音でないのは無論である。 折から暑さに向ふ時節であつたから縁側は常に明け放した儘であつた。 縁側は固より棟一杯細長く續いてゐる。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア