夏目漱石 『變な音』 けれども其何であるかは、つひに知る機會なく過ぎた。 病人は靜かな男であつたが、折々夜半に看護婦を小さい聲で起してゐた。 看護婦が又殊勝な女で小さい聲で一度か二度呼ばれると快よい優しい「はい」と云ふ受け答へをして、すぐ起きた。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア