段々聞いてみると、○○さんと云ふ患者は、ひどく其革砥の音を氣にして、あれは何の音だ何の音だと看護婦に質問したのださうである。
看護婦が何うも分らないと答へると、隣の人は大分快いので朝起きるすぐと、運動をする、其器械の音なんぢやないか羨ましいなと何遍も繰り返したと云ふ話である。
「夫や好いが御前の方の音は何だい」
段々聞いてみると、○○さんと云ふ患者は、ひどく其革砥の音を氣にして、あれは何の音だ何の音だと看護婦に質問したのださうである。
看護婦が何うも分らないと答へると、隣の人は大分快いので朝起きるすぐと、運動をする、其器械の音なんぢやないか羨ましいなと何遍も繰り返したと云ふ話である。
「夫や好いが御前の方の音は何だい」