坂口安吾 『女体』 岡本の媚態は本能的なものに見えた。 それは亦、素子の本能に話しかけ訴へかけてゐるのであつたが、語られてゐる金銭の哀願よりも、無言の媚態がより強烈に話しかけてゐることを見出した。 金談は媚態の通路をひらくための仕掛にすぎないやうでもあつた。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア