夏目漱石 『彼岸過迄』 その次には気の利かないボンボン時計の大きな音が無遠慮に耳に響いた。 それから後はいくら苦心しても寝つかれなかった。 やむを得ず横になったまま巻煙草を一本吸っていると、半分ほどに燃えて来た敷島の先が崩れて、白い枕が灰だらけになった。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア