坂口安吾 『恋をしに行く(「女体」につゞく)』 このやうな悲しい肉体が、その悲しさのあげくに思ひ決した情熱も、やつぱり魂のものではなしに、女体に就いてゞあつたかと思ふ。 それを信ずべきかを疑つた。 信子の顔のほてりが、たゞ一瞬の幻覚であつてくれゝばよい。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア