彼はまた山であらゆる茸を採って食ったそうである。
ます茸というのは広葢ほどの大きさで、切って味噌汁の中へ入れて煮るとまるで蒲鉾のようだとか、月見茸というのは一抱もあるけれども、これは残念だが食えないとか、鼠茸というのは三つ葉の根のようで可愛らしいとか、なかなか精しい説明をした。
大きな笠の中へ、野葡萄をいっぱい採って来て、そればかり貪ぼっていたものだから、しまいに舌が荒れて、飯が食えなくなって困ったという話もついでにつけ加えた。
彼はまた山であらゆる茸を採って食ったそうである。
ます茸というのは広葢ほどの大きさで、切って味噌汁の中へ入れて煮るとまるで蒲鉾のようだとか、月見茸というのは一抱もあるけれども、これは残念だが食えないとか、鼠茸というのは三つ葉の根のようで可愛らしいとか、なかなか精しい説明をした。
大きな笠の中へ、野葡萄をいっぱい採って来て、そればかり貪ぼっていたものだから、しまいに舌が荒れて、飯が食えなくなって困ったという話もついでにつけ加えた。