夏目漱石 『彼岸過迄』 それで一方に本人の室を調べると共に、一方に新橋へ行って出張先を聞き合せた。 ところが室の方は荷物もそのままで、彼のおった時分と何の変りもなかったが、新橋の答はまた案外であった。 出張したとばかり思っていた森本は、先月限り罷められていたそうである。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア