坂口安吾 『母の上京』 さもなければ、彼が眠らうとするころ、手さぐるやうにして隣室の女が這ひこんでくるのである。 夢には角がないから、彼は夢を憎みはしない。 たゞ、夢を見てうなされるより、なるべく夢を見ずに眠りこけたいと考へる。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア