坂口安吾 『母の上京』 ヒロシであつた。 ヒロシは彼の背にピッタリと坐つてゐた。 端然と、まさしく端然と坐してゐるのであらうけれども、端然などと人が云ふのは着物あつてのことで、フンドシ一つの端然といふ姿はない。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア