自信が失はれるといふことは単に自信が失はれるといふことではないので、絶望するといふことと同じ意味に外ならぬのだ。
烏が孔雀の羽をつけるといふが、我々雀は鷹を夢み、烏は孔雀の羽をむしられるだけで話はすむが、鷹を夢みる雀は鷹に食はれて糞になる。
そして糞からもとの雀に戻るまで、朝に嘆き、昼に絶望し、夕べに怒り狂ひ、考へることを何よりも怖れ、考へる代りに酒を飲み、酒を飲むと、怒り狂はずにゐられなくなり、自分はおろか人にまで八ツ当り、馬鹿者の中の馬鹿者であつた。
自信が失はれるといふことは単に自信が失はれるといふことではないので、絶望するといふことと同じ意味に外ならぬのだ。
烏が孔雀の羽をつけるといふが、我々雀は鷹を夢み、烏は孔雀の羽をむしられるだけで話はすむが、鷹を夢みる雀は鷹に食はれて糞になる。
そして糞からもとの雀に戻るまで、朝に嘆き、昼に絶望し、夕べに怒り狂ひ、考へることを何よりも怖れ、考へる代りに酒を飲み、酒を飲むと、怒り狂はずにゐられなくなり、自分はおろか人にまで八ツ当り、馬鹿者の中の馬鹿者であつた。