坂口安吾 『ぐうたら戦記』 私は――仕事をしながら、あべこべの着物を仕事自体に意識しつゞけてゐたのである。 私は七百五十枚の小説をかゝへて東京へ戻つてきた。 昭和十三年の初夏、私は然し、着物がないので、ドテラを着て東京へつき、汽車の中では刑事に調べられてウンザリしたものだ。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア