坂口安吾 『ぐうたら戦記』 親父が釣をしてゐた。 小学校四年の子供が泳いで溺れて、親父が慌てゝ飛びこんで二人とも沈んでしまつたのだ。 この釣り場の川底はスリ鉢型の窪みがいくつかあつて、この窪みの深さは十尺以上で、それが幾つもあり濁つてゐるから探すのが大変な苦労である。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア