坂口安吾 『ぐうたら戦記』 伊勢甚の息子はひどくカンのいゝ青年で、私が子供の屍体をひきあげると、すぐ、戻りませうよ、と言つた。 そして二人が小舟へ戻ると、困つたことに、私が舟へ立てかけておいた大事のステッキがなくなつてゐる。 飛びこんだハズミに落ちて流れたのだ。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア