坂口安吾 『二流の人』 律義といふ天然の砦がなければ支へることの不可能な身に余る野望の化け者だ。 彼も亦一個の英雄であり、すぐれた策師であるけれども、不相応な野望ほど偉くないのが悲劇であり、それゆゑ滑稽笑止である。 秀吉は如水の肚を怖れたが、同時に彼を軽蔑した。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア