家康が危くなると家来が駈けつけて之を助け、家来の急を見ると、家康が血刀ふりかぶり助けるために一散に駈けた。
夏目次郎左衛門が之を見て眼血走り歯がみをした。
大将が雑兵を助けてどうなさる、目に涙をため、家康の馬の轡を浜松の方にグイと向けて、槍の柄で力一杯馬の尻を殴りつけ、追ひせまる敵を突き落して討死をとげた。
家康が危くなると家来が駈けつけて之を助け、家来の急を見ると、家康が血刀ふりかぶり助けるために一散に駈けた。
夏目次郎左衛門が之を見て眼血走り歯がみをした。
大将が雑兵を助けてどうなさる、目に涙をため、家康の馬の轡を浜松の方にグイと向けて、槍の柄で力一杯馬の尻を殴りつけ、追ひせまる敵を突き落して討死をとげた。