坂口安吾 『二流の人』 王侯貴人の業であつてもその流行を潔しとせぬ彼の反骨の表れである。 反骨は尚腐血となつて彼の血管をめぐつてゐるが、稜々たる青春の気骨はすでにない。 反骨と野望はすでに彼の老ひ腐つた血で、その悪霊にすぎなかつた。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア