坂口安吾 『二流の人』 反骨は尚腐血となつて彼の血管をめぐつてゐるが、稜々たる青春の気骨はすでにない。 反骨と野望はすでに彼の老ひ腐つた血で、その悪霊にすぎなかつた。 ある日、秀吉は石垣山の楼上から小田原包囲の軍兵二十六万の軍容を眺め下して至極好機嫌だつた。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア