坂口安吾 『二流の人』 三奉行はさうとは知らず暫時控えてゐたが、そのうちに、奥座敷で碁石の音がする。 待つ人を眼中になく打ち興じる笑声まで洩れてきたから、無礼至極、立腹して戻つてしまつた。 さつそくこの由を書きしたゝめて秀吉の本営に使者を送り、如水弾正の嬌慢を訴へる。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア