ちやうど、このとき、前線では和議が起つてゐた。
秀吉を封じて大明国王にするといふ、こんな身勝手な条約に明軍が同意を示す筈は有り得ないのだから、諸将は誰あつて和議成立をまともに相手にしてはをらぬ。
如水は特別好戦的な男だから和談派の軟弱才子を憎むや切、和談を嫌ふが故に、好戦的ですらあつた。
ちやうど、このとき、前線では和議が起つてゐた。
秀吉を封じて大明国王にするといふ、こんな身勝手な条約に明軍が同意を示す筈は有り得ないのだから、諸将は誰あつて和議成立をまともに相手にしてはをらぬ。
如水は特別好戦的な男だから和談派の軟弱才子を憎むや切、和談を嫌ふが故に、好戦的ですらあつた。