さつそく宗義調に命じて、平和的に朝貢するやう朝鮮にかけあへ、と言つてきた。
宗は秀吉の気まぐれで、九州征伐余勢の気焔だらうと考へ、本心だとは思ふことができないから、なんの朝鮮如き、殿下の御威光ならば平蜘蛛の如く足下にひれふすでございませう、と良い加減なお世辞を言つて秀吉を喜ばせておいた。
だが、秀吉は人が無理だといふことを最もやる気になつてゐた。
さつそく宗義調に命じて、平和的に朝貢するやう朝鮮にかけあへ、と言つてきた。
宗は秀吉の気まぐれで、九州征伐余勢の気焔だらうと考へ、本心だとは思ふことができないから、なんの朝鮮如き、殿下の御威光ならば平蜘蛛の如く足下にひれふすでございませう、と良い加減なお世辞を言つて秀吉を喜ばせておいた。
だが、秀吉は人が無理だといふことを最もやる気になつてゐた。