坂口安吾 『二流の人』 彼の姿はその砂粒の無限の形の一つの頂点であるにすぎず、砂粒が四角になればすでに消えてしまふのだつた。 そして又秀吉は家康の貫禄に就て考へる。 その家康は砂粒のない地平線に坐りながら、その高さが彼といくらも違はぬくらゐ逞しかつた。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア