坂口安吾 『二流の人』 第三話 関ヶ原 秀吉の死去と同時に戦争を待ち構へた二人の戦争狂がゐた。 一人が如水であることは語らずしてすでに明らかなところであるが、も一人を直江山城守といひ上杉百二十万石の番頭で、番頭ながら三十万石といふ天下の諸侯に例の少い大給料を貰つてゐる。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア