坂口安吾 『二流の人』 特に三成は四面見渡す敵にかこまれ、日夜の苦悶懊悩、そして、彼の思考も行動も日々夜々ただ混乱を極めてゐた。 秀吉が死ぬ。 遺骸は即日阿弥陀峯へ密葬して喪の発表は当分見合せとかたく言ひ渡した三成、特に浅野長政とはかつて家康に魚をとゞけて何食はぬ顔。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア