坂口安吾 『二流の人』 彼も昔は詩人であつた。 年歯二十余、義理と野心を一身に負ひ死を賭けて単身小寺の城中に乗りこんだ如水ではなかつたか。 そして土牢にこめられ執拗なる皮膚病とチンバをみやげに生きて返つた彼ではないか。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア