幸い余が軍人時代に老父母のために新築したのが今日わが身の役に立っているのであるが、そのほかには蓄えというものもない。
思えば、村長たるの給料によって戦後はじめての栄養を得ているような次第であった。
余は茫然立ちつくしてただ一同のしずまるを待ったのち、
幸い余が軍人時代に老父母のために新築したのが今日わが身の役に立っているのであるが、そのほかには蓄えというものもない。
思えば、村長たるの給料によって戦後はじめての栄養を得ているような次第であった。
余は茫然立ちつくしてただ一同のしずまるを待ったのち、