坂口安吾 『中庸』 羽生が単身学校にのりこんで、教室の床板をはいでいるというのである。 余が報に接して学校に赴くと、今回は戒厳令下の如きものは一切見当らない。 子供たちは何事も知らぬげに校庭に遊んでおり、羽生がひとり教室の中で床板をはぐ作業に没入していた。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア