坂口安吾 『中庸』 羽生は作業を終えて、板を車につみこみはじめたので、余は彼に大工道具を借りうけ、宿直室の床張り作業にかかりはじめた。 そこへマリ子が帰宅した。 マリ子は余に挨拶も返すことなく余の作業を眺めていたが、次第に蒼ざめた顔になった。 坂口安吾の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア